2011年4月30日土曜日

4月26日(火)チェルノブイリデー灯をかかげる日 報告2

☆参加者の方々の報告


★発言レポート

(経産省前)

19:00
東電前にはすでに人が50人くらい。
キャンドルの点灯が始まる。
自主的に歌を歌うなどして待つ。

○20代女性 初参加
25年前にチェルノブイリ事故があった。子どもがたくさん被曝した。
福島の事故は、今ならまだ子どもの被曝を減らせる。
はやく避難させるべきなのに、年間基準値が20ミリシーベルトにあげられた。
「もっと自分で調べて知らなければいけない」「他人事ではない」

○20代男性 初参加
「福島の子供に何かあったら絶対に補償してください」
「子供は大人が守るしかない」



○フリーター労組の北島さん
この行動は、最初は3人から始まった。今は数百人。
飯舘村では1時間25マイクロシーベルトのところもある。
村長の話では、行政や東電はほとんど対策をしてくれない。
わたしたち大都市の住民も、政府や行政と共犯関係にある加害者である。
加害者であることを自覚しながら行動を。

この行動は非暴力不服従の行動であるが、「不服従」ということは重要である。
警察が市民の言論の自由に圧力を(東電前にはたくさんの警察がいて、行動を規制)かけるならば、
しっかり批判しなければならない。

○3人目 原発に反対する議員連盟、元松戸市議の方
原発に反対する議員連盟を、地方議員中心につくる。
本来は国会につくるべきだし、国会議員は原発についてはっきりと意見を表明すべき。
経産省も文科省も東電の電気を使っていない。高いから。
50kw以上の大口でないと、別の電力会社から電気をかえない。
地方の役所などは東電以外の電気を使おうという運動をする。
原発に反対する自治体議員連盟、5/21に集会をやる。

○柳田さん(たんぽぽ舎)
「今日も初参加の人が多い」
「チェルノブイリの節目の日にあたって意見広告を出した」
「経産省は(国)はチェルノブイリを『外国の話だ』『日本の原子炉とは違う』と
言って25年見過ごしてきた」
「24時間365日放射能を浴び続けるということが原発事故の本質」

○40代女性 初参加
「日本の暮らしは便利すぎる」「原発を止めるために生活を変えていく」

○50代女性 初参加?
「日本の素晴らしい技術力を自然エネルギーへ向けよう」
「日本が自然エネルギー開発に注ぐお金は世界で最低レベル」
(この方は新橋から東電前へ歩く道すがらでもスピーチされました)
「チェルノブイリ事故の影響で甲状腺がんになって手術を受けた子供たちの
首の手術痕は『チェルノブイリ・ネックレス』と呼ばれた」「日本の子供たちに
この悲しいネックレスがかけられようとしている」

○40代女性 初参加
「まさか被爆者となってこれからを生きるとは思わなかった」
「ここで日本を変えなければ」「浜岡に何かあれば日本は終わる」
「人として残りの人生をどう生きるか考えて」「子供のことを考えると涙が
止まらない」

○40代女性 初参加
「被災者の『土地、家、財産、夢、すべて失った』という言葉が非常に心に迫った。」
「原発は利権があるからとめない」
「私のような主婦の会話にストロンチウムやセシウムなどという言葉が出てくること
自体がおかしい」

○20代女性 初参加
「福島県生まれで、日本とケニアのハーフです」
「福島では正しい情報がわからないから(放射能のことは)安全だと思っている」
「東京などの人たちが関心がないのが口惜しい」

(東電前)
○50代女性
「議員は反原発の声をあげて」

○柳田さん(たんぽぽ舎)
「立川市と清瀬市は、自治体から原発を止める動きを始めている」

○50代女性 初参加 ※牛のお面を頭につけて参加
「IAEAはチェルノブイリで被害を受けた人を4000人と発表しているが、実際は98万5000人」
「チェルノブイリのときは、自分は他人事と思っていたが、今は(そんな)自分が口惜しくてならない」
「絶対許さない」

○40代男性 ユルゲンさん(ドイツ人)
「ドイツでは今は7割の人が反原発」
「チェルノブイリ事故の頃自分は学生で、今と同じようにデモが起きていた」
「当時は脱原発は夢だったが、実現できた」
「日本が脱原発すれば世界も脱原発になる」
「Atomkraft nein Danke! (原子力発電お断り)」

○50代女性
「弟が原発で働いている」
「白血病になって、申し出たら『裁判でも何でもやってくれ』と言われた」
「暢気にしている場合じゃない」「日本人はどうして何も言わないのか、情けない」

○50代男性
チェルノブイリ事故では、4日に原子力安全委員会が安全といい、2ヵ月後には安全宣言を出した。
(国や東電はただ安全安全とくりかえす)今の状況とまったくいっしょ。
当時も日本の人民の行動は遅かった。食物など自分達の生活があぶなくなってから動く。
自分達だけよければそれでいいという運動はだめ。私たちの運動の弱さを見つめ直すべき。
そして、徹底的に責任者の責任を追及していく。
労働組合の話が出たが、電力総連は原発推進。こういうのも批判できるような労働運動をやらなくては。
福島やチェルノブイリを遠い世界の話とするのではない運動を。


○菜のはさん
「福島県出身の自分は、福島を愛している。福島の甥っ子、姪っ子を愛している」
「基準値をもうけて日本人の健康を守ってきたはずなのに、福島の子供の被爆限度を年間20mSVに引き上げた。」
「子供は土の上で育つ」「絶対に許してはいけない」
「チェルノブイリ事故のとき、プリピャチにたまたま居合わせた子供が後に甲状腺がんを発症し『とうとう私の番が来た』と言った」

(シュプレヒコール) 20:10

○60代男性 福島さん (原発核燃止めよう会)
現地作業員のことを東電は隠蔽している。自社社員はほとんどいない。下請け。
現地作業員を応援し、実態を明らかにさせるべき。
浜岡の現状はあぶない。非常電源は柏崎以外確保できていない。
津波対策もM8以上の地震対策もできていない。すぐに止めるべき。
東電の役員報酬は半額になったとはいえ2000万円ももらう気でいる。
厚生労働省は被災地で「子どもも食品も安全」というパンフレット。
国やNHKや東電はちっとも責任をとるきがない。

○40代男性
「東電の役員は報酬を半額にするということだが、半額でも2000万円。それを彼らはもらう気でいる。」
「赤ちゃんにも危険はないと言うが、後で病気になったら責任取ってくれるのか」
「是非また5/12に集まろう」

○40代女性
「米軍の座間キャンプから出て行くスクールバスには日本人の(※母親が日本人などの理由で日本に残っている)子供ばかり、他は逃げたようだ」
「電気代を値上げなどとんでもない」

○20代男性
「チェルノブイリの動画を見て、あまりの放射線の強さにフィルムがところどころ感光している様子に恐怖を覚えた」
「むかし、放射能が何万年も続くことや生物濃縮のことを知り、ショックを受けた」
「RCサクセションやブルーハーツなどが反原発の歌を唄ったら放送禁止になった」「日本に言論の自由はない」
「自分は今まで(原発問題を)人に話すとき、主に放射性廃棄物のことを話すようにしてきたが、原発事故そのもののことをちゃんと直視しなければならないと思った」
「よかったこともある。職場で、全然興味のなかった上司がデモに参加してきてくれた。嬉しかった」
(シュプレヒコール)

○40代男性 (ゆるいデモの会)
※「私達は主権者です。無視する政党に票は入れない」というプラカードをしょって参加
「(選挙で)原発に反対の人は選挙公報に書いてあるけど、推進派の人は書いてない。選べない!」
「デモをやることによって自分達から争点を出していこう」

○30代女性 坂田さん(高尾の自然を守る、虔十の会代表)
上関では3月に原発強行工事があった。
祝島では反対しているが、上関町では「わたしたちは原発を望んでいる」という看板。
地元ではすでに計画が決まり、お金が動いている。声が出せない状況。
敵対するのではなく、一緒に声を出していけるような呼びかけをしていく。
自分は高尾山の自然保護をやっているが、このような事態になって怒りを覚える。
福島の有機農家のひとも自殺者が出ている。自然を破壊する怒りは大きい。
がんばって原発をとめ、ふたたび自然を取り戻そう。
「(福島の)事故直後に、上関町では『私達は原発を望む』という看板が立てられた」
「(建設地の)祝島の人たちは反対しているが、(対岸の)上関町には、既に工事のために資材を発注した企業などがあって、反対派の声を押さえ込む。」「モノが言えない空気」
「反原発をやってきた人たちは今こそ、(原発問題を知らない人たちに)教えてあげよう」
「美しい自然を守ろう」

○さっちゃん 
いわきには友人がいるが、逃げていない。
原発周辺でライブやるといっているので参加する。
福島の地酒をもってきた。
いわき市のみちのえきで露天販売していた。
あとでみんなで飲んで交流しよう
さっちゃんのうた
(しかしここで酒瓶が割れるというハプニングも!いい匂いだったけど)

○園さん
スタッフ募集の告知
「東電前に多くの人が集まることが力になる。これからも頑張りましょう」


交流会へ 

以上          

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