2011年4月23日土曜日

【レポート】いわき被災地

東電前でのアクションで、歌を歌ったり太鼓を叩いたりしている参加者の報告です。

4月16日から3日間、ライブ出演のため福島県いわき市に行き、ライブの翌日、小名浜から北に向かって沿岸の被災地を回ってきました。

豊間、塩屋崎、薄磯、四倉など、報道が入らない小さな港町では、震災発生から1ヶ月以上経ってるのに、倒壊した家々が未だほぼ手付かずの状態。

延焼して黒こげのままの家々、土台だけ残っている家々、そして瓦礫の山、山、山…まるで戦場の様相でした。年老いた地元の方々が、親類などを集めて片付けの作業をしているのが目に付きました。

そんな中で見つけたのが、以下の写真の看板です。




福島第一原発から約30㎞の地点にある、久ノ浜地区の道端にありました。文字が書いてあるのは、津波で使えなくなった畳です。

いま、この大地震と津波の被災者の傷口に、塩どころかセシウムやプルトニウムがすり込まれている現実…。
ほかにも、政治家に対する憤懣をつづった落書きなどを、いくつか見かけました。福島の人たちこそ、本当はいっぱい言いたいことがあるはず。

そこで、いわき駅近くのライブハウス「CLUB SONIC」(入場無料)での4/23と5/13のライブで、ライブの企画者さんの協力を得て、来場者から東電の社長宛の「原発いらないメッセージ」を書いてもらうコーナーを設けることにしました。

集まったメッセージは来月、東電前アクションで申し入れをするときに、一緒に東京電力本社に提出する予定です。福島県にお住まいの方は、東電の社長に言いたいことをガンガン書いて下さい。
(もちろん福島県外の方も歓迎です!)

ガツンと繋がっていきましょう☆          

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