2011年10月3日月曜日

『さーあ、みんなで考えよう!脱原発ワークショップ』~リアル編~第3回ワークショップの報告

第三回ワークショップの様子です。



こんにちは、WSチームのなぎです。
10月1日(土)に第3回ワークショップを開催しました。
今回はこちらでいくつかのアクションを提案して
事前に参加者の方に希望をとって準備から実際に行動までをやってみました。

■脱原発カルタチーム
ipad2を駆使したハイテクチームでした。
カルタチームは子どもから大人まで誰でも気軽に原発に関する知識を身につけることができるカルタを作ることを目標に話し合いを行いました。
今回のワークショップの中では、原発に関して言いたいこと、なぜ脱原発の必要があるのかについて個々に意見を出し合い、それをカルタの形式にまとめてジャンル別に並べてみました。
今後はブログなどで大々的に公募して、出ていないジャンルのカルタを充実させ、50音を埋めていきます。
そして、最終的には実際にカルタを作成し、2012年のお正月に脱原発カルタ大会を実施することを目標にしていきます。
カテゴリー分けされたカルタ達を一つにまとめて、目指せカルタ大会。
■電車アクションチーム
ちゃんと切符を買います。
電車チームは原発について興味を持っていない層に対して考えるきっかけを作ることを目標に、電車に乗りながらアピールする方法について話し合いを行いました。
今回のワークショップの中では、防護服を着てスケッチブックに書かれた脱原発に向けての様々なメッセージを乗客に見せるアピールを行いました。
スペースたんぽぽから歩いて駅に向かい、総武線で水道橋から代々木まで移動しました。
最初は、乗客の方々の見て見ぬふりの冷ややかな視線に苦戦しましたが、
声をかけてくれるおじいちゃんや写真を撮ってtwitterでつぶやいてくれたお兄さんもいました。

代々木から水道橋へ帰る車中、
スケッチブックに書いたメッセージを声に出して読んでくれる小学生に出会いました。
彼らが声に出して読んでくれたことによって、周囲の大人たちの注目を集めることができました。
少しでも誰かの心に原子力、原発のことを考えるきっかけになったのではないかと思います。
準備時間は短かったけれど、効果のあったアクションでした。
スマイリングサンのバナーとスケッチブックに書いたメッセージによる二重アピール。
持っていたガイガーを見て、自分の線量を調べてほしいと言ってきたおじいちゃん。
 ■申入れチーム
真剣な表情で申し入れについて考えております。
申入れチームは、各自治体に対して脱原発の内容を盛り込んだ請願書や陳情書を作成し提出する方法について話し合いを行いました。
今回のワークショップの中では、実際に脱原発やその他の内容で過去に請願を行った人達の経験を共有しながら、実際に盛り込むべき内容とその方法について模造紙にまとめました。
今後は実際に申入れを行うのはもちろん、そのノウハウやテンプレートを公開し、誰でも自分の住む地域や国に対して、意見を言える環境を作り出すことを目標に活動を続けていくことになりました。
方法別に自治体への意見の伝え方と伝えるべき内容がまとまっています。


3チームともアクションを実際に作る難しさを感じつつも、有意義な話し合いを通して充実した時間を過ごすことができました。
普段は何か行動しなければいけないことはわかっていても、なかなか自分一人では行動にまでは移せない、そう思って何もできずに歯がゆい思いをしている方も多いはずです。
そういう人にとって共にアクションを実行できる仲間を見つけるきっかけを与えることができたのなら大変嬉しいです。


今後もこの3つのアクションの途中経過等を当ブログtwitterで報告していきますので、今から参加したいという方はぜひご連絡ください。


連絡先:toudenmae.action@gmail.com


次回の第4回ワークショップは11月5日(土)13:30~レンタルスペースPAF/SPACEにて実施予定です。
詳細は後日お知らせいたします。          

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